つるみ地域猫をすすめる会では1カ月に4回くらい捕獲活動をしています。最近の活動をご紹介します。
午後3時に会の代表の運転で、バス通りから右へ左へと坂道を曲がり、地図と表札を確かめながら目的の家を探します。車を近くのコインパークに駐車してから、捕獲器を持って階段を上って行くと、数匹の猫たちがちょっと警しながらも私たち3人に興味シンシン。
依頼主のAさんに目的のメス猫2匹を教えてもらい、庭に捕獲器3台を置きました。捕獲の朝はエサをやらないので、みんなお腹がペコペコです。大きな布をかぶせた捕獲器には、奥の方にニオイの強い鶏の唐揚げ、缶詰のエサ、マタタビの粉末が少しずつ入れてあります。
ここで難しいのは、手術の済んだ猫や怖いもの知らずの若い猫たちが、捕獲器の中に入ってしまうのを防ぐことです。オス猫は以前バタン!と捕獲器に閉じ込められ手術を受けたにもかかわらず、懲りずにまた唐揚げに挑戦するのです。メス猫はそう簡単には捕まりません。捕獲のベテランが何気なく目的以外の猫を払いながら、私は階段下に身を隠して、待つこと十数分。
バタンっという蓋の閉まる音で捕獲成功。驚いた猫が捕獲器の中で暴れて怪我をしないように、急いでペットシートを敷いた大きな布で捕獲器を包むと、すぐにおとなしくなりました。しばらくして2匹目も捕獲できました。緑が多いこのあたりはタヌキや蛇もいるからでしょか、皮膚病らしい猫もいました。会の協力病院では、医師の診察を受けられないノラ猫にも薬を処方してもらえます。Aさんから手術費用をいただき、皮膚病の薬の依頼も受けました。
捕獲器に依頼主の名前や捕獲場所を書いたラベルを付け、一晩ボランティアの家に預かり、翌朝は別の場所で捕獲したBさんの1匹とともに送りのボランティアの車で病院へ。その日のうちに不妊手術を受け、病院に一泊。傷口は溶ける糸で縫合するので、抜糸は行いません。
次の朝は解放ボランティアとして、私が病院に迎えに行きました。複数の猫を放すとき気をつけることは、猫を間違えないこと。付けたラベルだけでなく、依頼主の目で確認してから蓋を開けます。もし町中のときは、道路への飛び出しに気をつけます。せっかく手術しても交通事故に合ったら大変です。
3匹のメス猫はもう出産しません。AさんやBさんの世話を受けながら、のんびり馬場町で暮らしてほしいですね。
今回の捕獲、預かり、送迎の3日間には、のべ6人のボランティアが関わりました。こうして、少しずつ飼い主のいないノラ猫を減らしていくのが、会の活動です。(MOMICA記)
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