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2007年6月18日 (月)

フランスの地域猫たち

みなさんは「地域猫」ならぬ「自由猫」という言葉を耳にしたことはありますか?「猫びより」という雑誌の中にフランスの猫事情を語った記事を見つけました。この記事によると、「自由猫」は日本の「地域猫」と似たニュアンスを持った猫たちのようです。

フランスには「猫学校」という地域猫活動があり、現在100以上の猫学校があります。その猫学校の猫たちをフランスでは自由猫と呼んでいます。日本で言われる地域猫に似ています。
その自由猫という言葉には「捕獲やバース・コントロールは、猫にとって既に自由ではないでしょう。しかし捨て猫が後を絶たず、一方で繁殖する野良猫には処分などの捕獲よりも理不尽なリスクがあるのが現実です。ならば、彼らを取り巻く環境の中で、個々がこの世に受けた生を尊敬し守りたい。幸せに暮らして欲しい」という思いが込められているそうです。
この思いは日本の地域猫にも通ずる思いのように感じました。猫学校の猫たちは耳タトゥーという方法で個体識別され、猫ハウス(雨や風が防げて巡回ポイントにされている場所)というものが日本より大規模に設置されています。見た目は鳥の巣箱が猫用に大きくなっていて、穴が数箇所あいている感じです。中は暖を取れるフカフカの素材になっているみたいです。

日本のみならず、外国でも地域猫活動が行われていますが、現実は厳しいようです。このフランスの猫学校では、猫ハウスの設置許可、資金難、ボランティア人数の問題、そして猫たちを安全に開放できる場所が少ないそうです。しかしながら、この活動の伝染病予防対策はフランス国内の狂犬病撲滅に貢献し、活動は社会衛生の向上に結ばれ、社会への貢献度も高いようにみえます。また記事には「自由猫が生きていくためには何よりも人間の寛容さが必要なのです。」と書かれていました。これは地域猫を理解する第一歩として、本当に大切なことだと思いました。(K.N.)

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