みんなで考えよう。 お年寄りと猫の問題
福祉保健センターからつるみ・地域猫をすすめる会を紹介されたと、地域ケプラザの職員の方から電話がありました。
「認知症の症状がある一人暮しの高齢者Aさんのお宅の押し入れで、猫が子猫を2匹産んでしまった。そのまま居着いて子猫2匹も親も妊娠してしまうのではと心配だが、Aさんは年金暮しで3匹を不妊手術する費用を負担できない。低料金の病院を教えてほしい」という相談でした。子猫はそろそろ生後6カ月になり、2匹ともメス。放っておけば親子3匹が確実に出産して、どんどん数が増えてしまいます。
後日、3匹を無事に捕獲して手術を終えました。
Aさんのお宅に猫たちを戻すと、Aさんは猫たちを抱き締めて「外に行ったらダメよ」と優しく声を掛けていました。このままAさんのお宅で飼われるのは、猫たちにもAさんにとっても幸せなことだと思います。しかし、独居で認知症の症状も出始めているAさんには、この猫たちの一生を世話することはおそらく不可能でしょう。ケアプラザと相談して、子猫だけでも新しい飼い主さんを探す方向で意見がまとまりました。
今回のような話は特別な相談ではありません。独居老人の寂しさを紛らわすために、猫は大切な役割を果たしているとも言えます。しかし可愛い、可哀想と餌だけやって手術をしていない、糞や周辺の掃除をしていない、終日餌を出したままなど、多くの場合近隣の苦情の対象になっています。
鶴見区は高齢者の割合が非常に多い地域です。ますます高齢化の進むこれからは、私たちはお年寄りとノラ猫の問題を「困る!迷惑!」と苦情を言うだけではなく、地域住民みんなで考えていきましょう。
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コメント
ちゃま坊さん、コメントありがとうございます。
高額なお金を払えば飼えなくなった猫の面倒を終生見てくれる民間の施設がありますが、ごく一部の方しか利用することは出来ませんよね。
高齢者が安心して動物を飼えるようなサポートを地域が担って行ければそれが一番いいのかもしれませんが、現実にはまだまだ難しいですね。
投稿: H.I | 2008年2月 7日 (木) 22:25
高齢者が猫と暮らすメリットはたくさんあります。しかし猫の寿命を考えると、新しく飼うことを諦めてしまう方が多くいます。
なにか安心して飼えるようなサポート態勢ができるといいのですが。
投稿: ちゃま坊 | 2008年2月 7日 (木) 13:46