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2010年6月29日 (火)

最近の活動と私たちの思い

発足    : 20064

会員    : 発足当時は運営委員5名 賛同者20名 寄付者50名ほど

       : 現在 実働4名 賛同者150名 寄付者30名ほど

活動内容 : 
飼い主のいない猫に関する相談を受け、
TNR活動と呼ばれる、飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し去勢・不妊手術を施し(Neuter)捕獲した地域に解放(Return)する活動をしています。
可能な限り飼い主さがしも行っています。

捕獲手術数: 200512月の準備期間から現在まで約400匹

譲渡数   : 約100

100629_p1030405地域猫活動とは、飼い主のいない猫に去勢・不妊手術し、その猫の生息地域の住民の理解を得て、ボランティア住民によるルールを守った餌やり、トイレの設置、清掃などを行うものです。
当会は、発足当時は「地域猫活動の普及」を活動の目標に置いていました。しかし、地域住民によるボランティア活動の普及は難しく、現在はTNRと飼い主探しが主な活動となっています。
TNR活動を地道に行うことで、やがては地域猫活動が社会に受け入れられ、誰もが居住地域で飼い主のいない猫を見かけたら「手術をしよう」、「地域ボランティアで世話をしよう」と思えるようになるのではないかと期待しております。

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日本は、先進国と言われていますが、動物に関する考え方、動物行政は他の先進諸国に30

年も遅れているそうです。犬や猫などの伴侶動物の扱いは未だに諸外国に誇れるものではありません。しかし、日本でも環境省が今年度作成した「住宅密集地における犬猫の適正飼育ガイドライン」の中で「地域猫」という項目を作り「地域猫活動が猫トラブルの解決に役立つ、ノラ猫を排除するのではなくトラブルをなくすための試み。」と明記しています。また、「飼い猫を捨てることは犯罪になることを周知し、捨て猫の防止を徹底していく必要がある。」とあります。

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猫は本来伴侶動物で野生動物ではありません。人に餌を与えてもらって生きていく動物です。人の身勝手で生み出された飼い主のいない状態の猫は、本来あるべき猫の生活スタイルに戻してやる責任が人間にあると考えています。

自分には関係ない、自分は猫が嫌いだから関わりたくない、猫の世話は猫が好きな人がすれば良いという考え方では、地域猫活動はすすみません。自分が暮らしている地域をより一層暮らしやすくするために、ひとりひとりが考え、関わりを持っていくべきでしょう。物理的な豊かさを求め続ける時代は終わり、社会全体の質の向上を目指す時代になりつつあると感じています。

P1130820_3 さらに、猫を巡るトラブルは高齢化社会とも関係が深くなっています。独居の高齢者が孤独を紛らわすためにお腹をすかせた1匹の猫に餌を与える。いつの間にかその猫が出産して短期間に5匹に、そして半年後にその子猫が出産し、どうすればよいのか分からぬ内に猫屋敷と呼ばれ、地域で非難の的になってしまうことも珍しくありません。ここまで大問題にならなくても、猫を残して亡くなってしまったケース、施設に入所し猫を置いていってしまったケース、手術していないために毎年子猫を産ませて近所のごみ捨て場に捨てるケース、猫の飼えないアパートで秘密で飼っていたが見つかって退去を迫られているケースなど枚挙にいとまがありません。簡単に解決できる問題ではないかも知れませんが、地域社会が高齢者を見守り支えていれば、多くの問題は解決できる可能性があります。

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現在、多くの犬や猫が人間の身勝手により処分と言う名のもとに殺されています。犬や猫が好き嫌い、動物が可哀そうといった感情論ではなく、暮らしやすい地域社会を作っていく手段の一つとして地域猫活動に興味を持って頂ければ幸いです。

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